ビデオ⑥ いいとこ見つけ隊
相手に何かを聞く=相手に興味を持つ=相手と心でつながる
「これは何ですか」
「お住まいはどちらですか」
誰かに何かを聞いています。
聞けば相手は答えてくれます。
「おいくつですか?」
「30歳です」
「おもしろかったですか?」
「はい」
「大変でしたね」
「はい」
単に聞くということと、良い人間関係を作る会話とは違うものです。
また、相手の話を聞いて、すぐに分かると言うことはそんなになく、表面的な理解にとどまっていることが多いものです。
問いによって、返ってくる答えの質が異なってきます。
問うている過程で、相手の人物像、考え方などが浮かび上がってきます。
つまり、問いによって相手を理解していくことができるのです。
エピソードや具体例をただ並列に聞き出しても、おもしろみがありません。
相手のパーソナリティーや人生観などが浮かび上がるテーマを、質問しながら探していきます。
そして、探偵になった気分で、相手がかつて聞かれたことがないような質問をし、テーマをさらに深めていきます。
あなたの質問によって、この会話が有意義な真実の場となっていくのです。
あなたの◯◯は素敵ですね
相手への興味関心を自分の中でどんどん湧かせます。
「あなたの◯◯は素敵ですね!」から会話を始め、聞きたいこと(興味のあること)をどんどん聞いていきましょう。
3歳児になったように、単純な質問を心がけるといいでしょう。
どうして? なぜ? そうすることでどんな気持ち? 何かポリシー(方針)・信念は?大切にしていることは? その秘訣は何だと思いますか? 楽しみにしていることは?
とにかく、ワクワクしながら笑顔で質問していくのです。
自分の感想に始終しないように心がけることもポイントです。
そして、相手からドキッとするような素敵な言葉が返ってきたら、
「あなたならきっと~になりますよ」といった、期待を込めた言葉で締めくくります。
例えば:良い結果になる、素晴らしいことができる、みんなに喜ばれる人になる、大きな感動を与える、 大成功まちがいなし、順調にうまくいく・・・ など。