《テキスト》

【語中・語尾のガ行音】

サカ゜ル(下がる)  ヤキ゜(山羊)  

【~が(助詞)】

ワタクシカ゜(私が)  シマシタカ゜(しましたが)

【日本語化したカタカナの語】
外国語・外来語は鼻濁音化しない(エネルギーなど)のですが、日本語化した語・ンの後にくるガ行音は鼻濁音化する

イキ゜リス  オルカ゜ン  キンク゜   

【熟語・人名の「五」】
数詞の「五」は鼻濁音化しない(ニジューゴサイ(二十五歳)のですが、数をかぞえる意味から、熟語・人名に転化した「五」は、鼻濁音化する

ジューコ゜ヤ(十五夜)  シチコ゜サン(七五三)  ココ゜ロー(小五郎)

 

 

 

 

柔らかくなめらかに聞こえる鼻濁音

「ガギグゲゴ」を、少し鼻にかけて柔らかい音に変化させたのが鼻濁音です。
「ガギグゲゴ」と「ナニヌネノ」の間ぐらいで、「カ゜キ゜ク゜ケ゜コ゜」です。

「゜」が、鼻濁音のマークです。

鼻濁音は、少し鼻にかかるぐらいです。
あんまり鼻にかけすぎると、言葉がわからなくなります。

 

では、どんな時に使うのかお伝えします。
しっかり「ガギグゲゴ」と発音するのは、「ゲンキ」や「ゴハン」のように、「ガギグゲゴ」が最初にくる言葉です。

鼻濁音は、「サガル」や「ヤギ」のように、「ガギグゲゴ」が単語の中あるいは最後にくる場合に使います。

鼻濁音は、「ガギグゲゴ」の角張った音を少し丸くしたようなイメージの音です。

「ヤ」というより「ヤキ゜」のほうが、ちょっと品よく聞こえませんか?

 

では、練習です。

「サカ゜ル」「ヤギ゜」

 

助詞の「が」も無声化にしましょう。

    △         △
「ワタクシカ゜」「シマシタカ゜」

真ん中の「ク」と「シ」は無声化です。
意識しなくても、もうできます。

 

外来語、外国語は、カタカナで書きます。
「エネルギー」や「ゴーギャン」などです。
このようなカタカナの語は、そのまま「ガギグゲゴ」で発音します。
しかし、カタカナで書くけれど、もう日本語になってしまっている語「イギリス」「オルガン」などは、鼻濁音にします。

また「ング」という発音の語は、鼻濁音になります。
「キング」「ヤング」などです。

「イキ゜リス」「オルカ゜ン」「キンク゜」「ヤンク゜」

 

それから、数詞の「五」ですが、数を数える意味を表す場合は、しっかり「ゴ」と発音します。
「二十五才」です。

しかし、数の意味ではなく、熟語や名前に使われている場合は、鼻濁音になります。
「七五三」「十五夜」「小五郎」などです。

「シチコ゜サン」「ジュウコ゜ヤ」「ココ゜ロウ」

 

「母音の無声化」と「鼻濁音」は、使うと品よくすっきりした音になるので、ぜひ、練習してみてください。

 

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