ビデオ⑨ 自己紹介その2

頭で考えず、心の中の言葉で話す

ここまでトレーニングをやってきて、いかがでしたでしょうか?

少し楽しく話せるようになった。
いままでより落ち着いてきた。
「意識」が前にいっていると、気がつくようになった。
改善点がわかってきた。
言葉が伝わるようになった。

などでしょうか?

 

それでは、今のあなたの感想を「意識」を後ろに置いて、頭では何も考えず言ってみましょう。
何かを話さなくてはいけないとき、話す前に文章を頭で作って、その文章を話そうとすると、今考えたにせよ、数秒前作った文章の復習になってしまいます。
すると、リアル感がなくなります。

臨場感を持って今のあなたを伝えるために、頭で文章を考えず、心の中から浮かんでくる本当の言葉を声に出してみましょう。
出てこなければ、待つのです。
トーク番組で、司会者の質問にすぐに言葉が出てこないゲストのような感覚です。
本当の言葉を伝えたい、いい加減なお茶を濁すような言葉は言いたくない。
ゲストが黙って言葉を探している時間は、そんな真剣な時間なのです。

これが生きた「間」です。

だから、言葉が出てこなくて「間」があっても心配しないでください。
本当の言葉を伝えるぞ!という気持ちがあれば、「間」は持つのです。

ところがそこで、「ああ、どうしよう・・・何も出てこない・・・」なんて焦った気持ちが浮かんできたら、それは、ワサワサした居心地の悪い「間」になってしまいます。

言葉が浮かんでくるまでは、真剣に心の中だけを見つめてください。
自分を信じれば、なにか言葉は浮かんでくるのです。
そこで逃げない、ということも大切です。
真剣な集中した「間」だと、人は、じっと次の言葉を待ってくれます。

自分の話す時間は、しっかりと自分100%の時間にしてください。
「意識」が後ろにあるときの自分は、実は、頭で考えている自分より賢いことも知っておいてください。

心の言葉で話し始めると、間違うことなく、素晴らしい文章になっています。
自分の心に任せることができると、すごい言葉が出てくるのです。
その言葉を聞いている自分は、「なんだかすごいこと話している!」なんて思っています。
そして、話し終わったあとは気分すっきりです。
思ったことが言えた!
この満足感は、すごいです。

頭で考えた文章だと、うまく話せても、その後で、一人反省会を開いてしまいます。
「ああ言えばもっと良かったかな・・・、ちょっと焦ったな・・・」などです。

この反省が、全く無いのが、心の中の言葉が言えた時です。
心の中の言葉・・・、これが、スピリットボイスなのです。

何より、聞いている人の感動が大きいです。
「すっと心の中に言葉が入ってきた」
「本当に思ったことをおっしゃっているのがわかる」
「一緒に感動しました」
「思いが伝わってきました」
聞いている人を、こんな気持ちにさせるのです。

上手い下手を超えた、あなたらしさを発揮できた瞬間です。
その時、人との垣根がなくなります。
ただ自分の思いを言葉にしただけなのに、人間関係まで良くなるのです。
本当の言葉が言えるあなたは、信頼される人になっているのです。

これは、自分を信じることができた時、スムーズにできるようになります。
人との信頼関係の前に、自分との信頼関係が大切、ということです。

 

それでは、ここまでトレーニングしてきた感想を言ってみましょう。
ぜひ、録音してみてください。

 

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