ビデオ⑦ 「背骨職人」

 

後ろをさらにイメージする

後ろに「意識」をキープすることが難しい方のために、とっておきのアイテムをご紹介します。

「背骨職人」です。

このアイテムは、二人で行います。
座っている話し手の後ろに、もう一人が立ちます。

まずは、座っている話し手が文を読む準備をしてから「1、2、サーン、エビッ!」と言って、背骨を自分の外に出す、とイメージします。
後ろの人が、話し手のイメージの背骨を両手で持ち、その背骨を後ろにぐぐぐーっと引っ張っていきます。
背骨を引っ張る人が「背骨職人」です。
1.5メートルぐらい後ろへ引っ張ってみましょう。
「背骨職人」は背骨をつかんだまま「どうぞ!」と言って、話し手に文を読んでもらいます。
これだけです。

しかし、魔法のように、声が変わります。
後ろに背骨を引っ張られている感覚を話し手が味わうことで声が変わるのです。

私、数百人の方の背骨をイメージで後ろに引っ張っていますが、みなさん声の響きが変わります。
どなたが「背骨職人」になっても、声は変わります。
後ろにしっかり固定された「意識」のままで話せるようになるのです。

 

なかなか二人で練習もできないので、一人で練習をするときは、こんなイメージはいかがでしょう。
あなたの1.5メートルぐらい後ろに壁があるとします。
「1、2、サーン、エビッ!」と言ったら、イメージの「背骨職人」がその壁まで背骨を引っ張っていきます。
引っ張られている感じを味わってください。
その壁に背骨が貼りついたような気持ちをキープして、読んでみるのです。
ずっと壁に貼りついた背骨を意識してください。

 

それでは、読んでみましょう。

「武具馬具武具馬具三武具馬具 合わせて武具馬具六武具馬具」

今までの自分の話し方はどこへやら、ものすごい緊迫感の中で話しているような感じです。
ですが、かなりラクに大きないい声が出るようになると思います。

 

この「背骨職人」ができるのも、あなたのイメージ力が上がってきた証拠です。
スピリットボイスはイメージが頼りなので、声と合わせてイメージ力もどんどん開発していきましょう。

「背骨職人」のコツが分かったら、そこに「指メモリ」の親指を加えてみましょう。
さらにクリアな声になります。
チャレンジしてみてください。

 

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