ビデオ④ 「エビ!」

 

いい声人気アイテム「エビ!」

「1、2、サーン」で「意識」を後ろに置いた声に、さらに安定感を加える練習をしましょう。

まず、読んでみましょう。

「貨物船の旅客は貨物と一緒で旅客運賃が安い」

今回、旅客は「りょかく」と読みます。
そして、旅客運賃は、「りょかくうんちん」です。

 

「サーン」で、後ろ30センチに置いた「意識」の下に、軸を作ります。
その軸が前後にグラグラせず不動になると、声が安定して響きが増し、存在がさらに大きくなります。
しかし、「サーン」で後ろに「意識」は離れても、軸の根本の部分が自分から離れていなければ、声の響きが少なくなります。

 

そこで「サーン」の位置にまっすぐ軸を立たせるスゴ技アイテムが「エビ!」です。

海の底で砂をけって後ろにはねるエビのように、イメージで後ろに向かってはねてみましょう。
エビには背骨はないけれど、あるとして、「エビ!」と言って手を前に突き出しながら後ろにはねた気分で、「自分本体から背骨を後ろに離す」イメージをしてみてください。

こんなことで何が変わるの?と思いますが、私の教室では、「1、2、サーン」より効果があると、大人気なのです。

 

さあ「エビ!」も使って、もう一度読んでみましょう。

「1、2,サーン、エビ!」

「貨物船の旅客は貨物と一緒で旅客運賃が安い」

 

これまで小さく固まりがちだった「意識」を、自分の体という制限からポーンと外してしまうようなイメージです。
自分で握りしめていた「声」が手から離れて、自分の後ろへ向かって勢いよく発信されるイメージです。
一気に声も気分も開放され、響きが増幅します。
自分の後ろから空中に広がっていく声は、自分でコントロールすることができないので、少し不安に感じるかもしれません。
しかし、確実にいい声になっているので、声を手放す感覚に慣れていきましょう。

 

「声」を手放した時、どんなあなたが表れてくるのでしょうか?
「エビ!」で、自分の中の制限を、どんどん外していきましょう。

 

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