さいごに

アドバンス1は、今回で最後ですが、これから、さらに練習を続けてみてください。

サラウンド状態の声に、冷静に音の高低を加えてみましょう。
自分の心が動きます。

大変なのはわかっていながら、さらに、もう一つ加えるとすれば、口を大きく開けることです。
口を開けることで、音がはっきりしますし、表情も良くなります。
こんなに開けるの?っというぐらい開けてみてください。
普段、あまり口を開けていませんから、やり過ぎな感じがするかも知れません。
でも、それぐらいでちょうどいいのです。
意識してみましょう。

 

さあ、こうなると、脳みそはやることがいっぱいです。
「意識は後ろ」、「サラウンド」、「音の高低」、「口を開ける」
これを全部一度にやってしまうのですから、冷静でなければできません。
つまり、これで、冷静さを保つのです。
これができれば、脳みそはいつも冷静でいられます。
感情に動かされず冷静でいることで、「意識」を後ろに保つことができます。
私が話す時はこれらに加えて、「声の肌当たり」や、「相手の理解度確認」、「これからの予想」などもやっています。

 

「1つやったら、1つ忘れます……」と皆さんおっしゃいます。
「意識」を後ろに保つ練習になるので、2つぐらい一度にやってみてください。
ついつい、話す内容を考えながら話してしまうと、すぐ前のめりになります。
自分に一生懸命にならず、相手にとっての「自分のよりよい在り方」に、意識を持っていきましょう。

 

「サラウンド」で相手に言葉を伝えられたら、声のエネルギーに、「愛」を込めることもできると思います。
「愛」を込められると、「意識」はさらに自分から広がります。
私もまだ未熟者ですので、そうできたらいいなあと思っています。