【話すとき顔がこわばる】
人前で話す時、顔がこわばったりプルプル震えたら、私の改善方法なんですけれど・・・よかったら

話すとき、顔がこわばったりプルプル震えたら、[スピリット・ボイス トレーニング310]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

今回は、話すときに顔がブルブル震えてくるというお悩みです。
人前で話そうとすると、顔が勝手にこわばったり、震えたりして、自分ではどうしようもないときがありますね。

私はアナウンサーや司会を長くやっていたんですが、それでも震えるときがあります。
一番震えたのが、舞台のオペラが始まる前にストーリーなどを話すという役目をいただいたときです。
何も持たないで、長い文章を全部暗記して言わなきゃいけなかったんです。
完璧にちゃんと覚えて、何べんも練習して、言える!言える!言える!言える!と思ったけれども、舞台で足から震えました。
舞台のそでに近いところに立って、マイクスタンドがあって、そこでしゃべるんですけども、グワーッと、勝手に震えるんです。
足があ〜〜〜って震えてるのか、わかるんです。
何で震えるの?私は練習したのに!
今まで舞台に立つなんて、何度も何度もやってるのに。
でもどこかで、ちゃんとやらなきゃ、できるかな、失敗は許されないなって、ネガティブなことを、やっぱり考えてるんです。
これ、消せないんです。
悲しいですね。
自分ではどうすることもできないこの震え、顔のこわばり…。

でもなんとかやり終えると、間違えることもなかったし、一人緊張していただけで声もそんなに震えている感じもなく、自分の中では、まあできたかなという結果でよかったんですが、本当に私は心底震えてました。
恐怖、怖いっていう気持ちです。
勝手に震えます。

これをどうすればいいのか。
私がいつも言っている「1、2、サーン」で後ろに気持ちを持っていくのが効果的です。
しかし、そんなドキドキの場面で、急にできるわけがない、と思いますね。
じゃあどうする? 
まずは、両手を頬に当てます。
そうすると、「そうそう、私はここにいた」と感じて少し落ち着きます。
「そうそう、私はここにいた」「そうだ、私は私なんだ」って思えます。
「みんなが望んでいるのは、私が私であることなんだ」って思えれば上出来です。
そうなんです。
あなたの目の前にいる方、話す相手、私のこの場合ですと、舞台の上の私を見てくださっている観客の皆様方が何を望んでいるのかを考えてみるのです。
緊張している私より、楽しそうに話している私を見たいなと思うでしょう。
あなたらしく自由に話しているあなたが見たいな、と思っているのです。
話し手を、誰も敵意を向けて見ていません。
なに話すの??間違えるなよ、なんて思ってないです。
なのに、私一人が震えているんです。
矛盾を感じますね。
私、一人で緊張しちゃってるんですね。
なのであなたは、「目の前の人は私に敵意を抱いているわけでもないし、何か楽しく話してもらえたら 嬉しいなと思っているんだ!」と思って、両手を自分の頬に当てるのです。
私は私であって、私らしくすることが一番いい結果を生むのだと思うのです。

そして、深呼吸してみましょう。
さらに、落ち着くかもしれません。
しかし、そこでふと、でもちゃんとやらなきゃな、と思ったら、また緊張してしまう。
戻るのは、簡単なんですね。
緊張してる自分を味わわなければ、この場は済まないんじゃないか、なんていう、何か変なことを考えちゃうんですね。
緊張するのがいつも私よね、っていうような。
違う違う違う違う。
その考え方を変えましょう。
なので、自分に考える間を与えず、両手で頬をおさえ、深呼吸して、ちょっと落ち着いたときに 一気に後に飛びましょう!
「1、2、サーン」です。
できる限り遠くに飛びましよう。
「サーン」と言った後ろの場所に、自分が行くイメージです。
そして、そこに私いてもいいよね、そこにいてもいいよねって自分に許可します。
そうすると、ちょっと震えが止まったりおさまったり、顔がこわばるのがちょっと和らぐかもしれません。
緊張の場にいた自分から、離れた自分になるのです。

両手で頬をおさえ、深呼吸して、「1、2、サーン」で、ちょっと落ち着いて、これで話をしてもいいかな、許可しようかなっというのを繰り返しやってみるのはいかがでしょうか?

私のドキドキ解消法しかお伝えできないのですが、いくつかあるうちの1つと思って試してみてください。
もし、これで話すのが難しければ、「1、2、サーン」をやった後ろにいる状態で、人の中にいるというのから始めてみましょう。
それで、もしも話をするタイミングや、話さなきゃいけない時になったら、この後ろにいる状態のままでも話せるかなって、自分で実験してみましょう。
前に戻らないようにがんばってみましょう。
がんばるけど、前に来る、けどがんばる!っというのの繰り返しかなと思います。
私、昔はずっと緊張してたし、ずっと震えていたし、ずっと顔がこわばって勝手にピキピキ動くのを感じたことが何度も何度もあります。
ああ、だめだと思うことがいっぱいありました。
数年かけて、人前で話すことを何度も何度もやって、少しずつ良くなってきました。
後ろを意識して話すことをまだ発見していなかったので、長い年月がかかりました。

「1、2、サーン」で、後ろの自分にいることを許可する。
ぜひ試してみてください。

池本美代子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

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