【声が揺れる、声が安定しない】
気分も揺らぐ不安定な声の改善方法は?息継ぎの仕方!!

不安定な声の改善方法は?[スピリット・ボイス トレーニング307]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

声が揺れて、安定しない〜〜、というお悩みを解決!

なぜ、声が揺れてしまうのでしょう。
気分が揺れてしまうのか、軸がぶれてしまうのか?

今回は、息継ぎの仕方に注目です。
息を胸でひゅっと吸わないで話をしてみます。
胸式呼吸で息を吸わないということです。

胸式呼吸だと、肋骨を持ち上げるように肺の前の方に空気が入り、持ち上がった肋骨が元の位置に戻ろうと、膨らんだ肺を圧迫するのです。
押されたことによって、せっかく入った肺の中の空気が口から出ていってしまうのです。
それで息漏れになってしまいます。
ひゅっと胸で息を吸ってしまった瞬間から、息漏れが始まります。

それでは、腹式呼吸で息継ぎをしてみましょう。
まずお腹をふくらませて、そのお腹の空間に鼻から空気が入っていくというような息の入れ方してみてください。
息を吸うのではなく、入っちゃった!という感じです。
0.何秒で息継ぎができます。

この息の入れ方の良いところは、軸がぶれないまま息継ぎができるということです。

実は、ひゅっと胸式呼吸で息を吸うと胸の前面を使うため、せっかく「1、2、サーン」の掛け声で後ろに置いていた意識が、自分の前に移動してしまうのです。

いくら意識を後ろに置いてみても、息継ぎのたびに、意識は前に移動してしまうのです。
そして息が漏れてしまうのです。

先日、1年ぶりにボイトレにお越しになった方がいらっしゃいました。

声を聞いて、うわあ、めっちゃうまいなあと思ったら、この方、「ぼく、この1年間、教えていただいた息の入れ方ばっかり練習していました。これは完璧です」とおっしゃっていました。
それはすごい!いいところに目をつけましたね。
全く息漏れなし、揺れなし。

1年前はフワンとした話し方でいらしたのに、今回はピシーーと安定感のある話し方になり、存在感も大変身していらっしゃいました。
息継ぎの仕方で、声、体、気分の揺れを防ぐことができるのです。

以前、ある経営者の会で講演をさせていただいたのですが、その一週間後に、ご参加だった40代の若き社長さんに出会いました。

「池本さん、この間は良いことを教えてくれてありがとう〜!あれから息の吸い方を練習したんですよ。先日、商談があったんですが、相手の方が恰幅が良くて、これはちょっと僕、貫禄負けと思ったんですが、池本さんが教えてくれた息の入れ方で話し始めたら、焦る気持ちがなくなったんです。全然ブレないで安定して話をすることができている自分にびっくりしました。みごと商談はうまくまとまりました。ありがとうございました」

息の入れ方だけで、大変褒められてしまいました。

息継ぎ、ちょっとしたことなのですが、かなり重要なポイントだと、私は数年前から思っています。
ですので、私のトレーニングでは、厳しく息の吸い方チェックをしています。
私にチェックされないように練習していくと、どんどん声も話し方も良くなっていかれます。

安定感のない話し方でお悩みの方は、まず第1歩として、息継ぎの仕方を変えてみてください!

池本美代子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

「意識を変えるだけで勝手にいい声になる」スピリット・ボイスは、
あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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