【言い間違える、頭真っ白】
どうして私はトチってしまうの?言い間違い、内容が飛ぶ。

どうして私はトチってしまうの?[スピリット・ボイス トレーニング316]

※ スピリット・ボイスは、ネガティブなことを考えてしまいがちな目の前の意識を、「1、2、サーン」の掛け声で、自分の後ろ斜め上30センチに飛ばし、俯瞰の意識でラクに楽しく話すトレーニングをしています ※

今回のお悩み、どうして私はトチってしまうのか、です。

話そうと気持ちが焦ると、頭がごちゃごちゃになってしまって、言い言わなきゃいけない言葉が飛んでしまう。
こんな言い間違いはよくあることです。
では、なぜそんなことになるのでしょうか。

ひとつの問題点として、一生懸命やりすぎてしまったからトチってしまった、があります。
あなたのちゃんとやらなきゃ!一生懸命やらなきゃ!頑張らなきゃ!という真面目にきちんとやろうという気持ちがトチる原因なのです。

あなたはちゃんとやろうとよく頑張りました、ぜひ、自分をねぎらいましょう。
そんな気持ちになると、トチリはだんだん少なくなってきます。
気持ちをやわらかく持って、一生懸命やらない!ということです。
ちょっとこれ語弊を生む言葉ですが、そんなに一生懸命やらないほうが、トチるのが減るのです。

聞いている人は、一生懸命頑張れって言っていません。
力いっぱいにやれって、誰も言っていません。
話し手が、力を込めて一生懸命頑張らなければここは乗り越えることができないかもしれないと、勝手にそう思ってしまったってことなのです。

私は、アナウンサーを始めた頃本当にうまくできなかったので、ここで1発頑張っておかないと後できっと後悔する、しっかり真剣にやろう!と、自分を、頑張れ、頑張れ、頑張れ、と追い込んだあげく、トチっていました。
力の入りすぎが問題なのです。

私は以前、司会もよくやってました。
トチって最悪に落ち込むことはいろいろありました。
名前を間違えたとか、順番間違えたとかです。
仕事なので間違えると、もう泣けてきます。
ああ私はなんてなんて馬鹿なんだろうと、どん底に落ちていきます。

でも、慣れてくると、大問題にならないようにトチれるようになります。
ごまかすわけでないんですけども、ちょっと柔らかい雰囲気に場を作っておけば、少々とトチったって大きな失敗になりません。

頑張った真剣な表情で、「間違いました、すいませんでした」と慌てて言うと、会場が暗く深刻になっていきます。
けれども、いつもやっている「1、2、サーン」で後ろに意識を置いて話すと、自分が一番最初にリラックスし、その場を柔らかくリラックスしたムードにすることができます。
頑張っているときの自分との違いを感じてみてください。
少々トチっても大丈夫かな〜、誰だってトチるよね〜ぐらいの気分になれるかどうかで、なんとトチる量が変わってきます。
それでも間違えたとき、誰もがショックを受けるけれど、そのショックの度合いが大きいかそんなに大きくならないかということにもつながります。

頑張るか、ちょっとリラックスたムードにするか。
その場で自分らしさを表現できるかどうかということが、大きな意味を持っています。
余裕があるかないか、なのです。
一生懸命やり過ぎないというのが、間違いを未然に防ぐ一番の方法かなと思います。

頑張りすぎないで、ちょっとリラックスした自分を許してみてください。
その場を楽しんでみてください。
いかがでしょうか?
針のむしろの上で話すと思うと本当に大変だけども、ふかふかのじゅうたんの上で気持ちよくやってますと自分のイメージで状況を変えていけば、気分が随分変わります。
「1、2、サーン」で意識の状態を変えてみるなど、リラックスできる自分にどうしたら整えていけるかに取り組んで、実践してみてください。

池本美代子YouTubeチャンネル youtube.com/@miyomin

※ 俯瞰で話すボイストレーナー 池本美代子 ※
「スピリット・ボイス」は、「俯瞰(ふかん・上から全体を見る)」に意識をおいて話すボイストレーニング法です。

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あなたがさらにあなたらしくなるボイストレーニングです。 

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